ゆりかごから墓場まで〜一生オタク〜

節操のない雑食オタクの雑記です。時々コスメやお洋服の話もします。

オタクの独断と偏見presents、kpop界の4大推しボーカル紹介

お久しぶりです。オタクです。

韓国旅行記は後一回分残っているのですが、どうしても書きたい!と思った記事があり、先にこちらをまとめて出すことにしました。

ブログを開設して以来、ずっと書きたかった記事。それは「kpopの歌うまドルを宣伝したい!!」という気持ちです。

元々SMのオタクからkpopに足を踏み入れた自分としては、やはり韓国アイドルのボーカルの素晴らしさにハマって聴くようになったところが大きかった。「kpopってダンスが凄いだけじゃなくて、激ヤバボーカリストだらけなんだよ」ってことを分かってもらいたくて、書くことに決めました。

 

また、日頃男性アイドルの方をより幅広く追っているので、今回はナムジャドルに絞ってご紹介したいと思います。

それから一番大事な前書き(なげぇな)として、「私がピックしている基準は、歌のテクニック的な部分ではない」という点です。当然私はプロのボーカリストではないですし、素人目線で「この人の声ずっと聴いてたいな」とか「しびれるなぁ〜素敵なボーカルだなぁ」と思う四人を紹介したいと思います。

基本、「声質が好きかどうか」この1点のみでピックしておりますのでご承知おきください。

きっと、kpopに精通しているオタクの皆さんなら、「いやいや、〇〇の方が歌上手いし!」とか絶対出てくると思うのですが、あくまでも!!私の性癖ボイスの皆さんをご紹介していきたいと思います。

 

それでは前置きが長くなりましたが、ドン!!

 

1. 洋楽を歌わせたら右に出るものはいない。グルービーなニュアンスボーカル

ギョンス/ EXO

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早速推し贔屓してるじゃねぇか。という声がどこかから聞こえてくるようですね。そうです(開き直るな)まず初めに紹介するのは、9年目ベテランドルの階段を着々と登りつつある推しドギョンス氏です。

exoって元々12人いる大所帯グループでデビューしたこともあり、メインボーカルが3人いるんですよね。圧倒的なパワーボーカル(まじでマイクの音割れ率95%)と安定性のジョンデ氏、名実ともにトップドルでありとあらゆるジャンルを歌いこなし、高音域まで綺麗に出せるベッキョン氏、そしてギョンスがメボなんですが、正直技術的な部分で考えた時、ギョンスが圧倒的に他の二人より「歌が上手いから選んだ」というわけではないんです。

ではなぜわざわざギョンスを私がpickしたかというと、彼独特の「グルービーな歌い方とエモみ」が好きだからなんですね。ギョンスの声質と歌い方って、あんまりアイドルっぽさ、正統派っぽさは正直ないと思っています。曲に合わせてわざとぶっきらぼうながさつき?ノイズのような歌い方をしたり、ファンクっぽくがなりをいれたり、演歌のようにこぶしをきかせてみたり。なんていうか声の中に色があるとしたら、「ワインみたいなえんじ色から、濃い紫に変わっていくような、濃淡のある歌い方」をするんですよ!!!あの、天下のsmドルなのに。ヤバくないですか??(一人でど興奮しているオタク)

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(私の中のギョンスの声を色で表すならこんな感じ)

ギョンスはexoメンバーの中でも、練習生期間が短い方(確か1年ぐらい)なんですけど、いい意味でsmっぽい正統派ミュージカル系ボーカルみ(smのこのボーカルスタイルはそれはそれでめっちゃ好みです)がまるでない。

ギョンスって控えめで忠実で羽目を外すキャラクターではないのに、歌では個性を殺すのではなくそこに彼の意思というかこだわり?が存在している感じ、その点に超興奮してしまうんですよね、、(色眼鏡で推しを見ているオタクの意見です)

前置きが長くなりましたが、ギョンスの声をよりわかりやすく表現するなら「この上ないほど洋楽とマッチする歌声」です。まずはこちら(50秒ぐらいから)をご覧ください。

エッ、アメリカ人???

って思いましたよね。分かります。ヤバいんです、この男。只者ではありません。天下のsmオーディションでクリスブラウンを持ち歌で披露してくるだけはある。ギョンス、昔から洋楽(特にJBとかブルーノマーズみたいなpop〜R&B系統が好きらしい)に造詣が深く、ガッツリ歌い方のほうも影響を受けているのがわかると思います。

メロウでちょっとセクシーで強弱の付け方がハッキリしていて、歌詞だけ、メロディだけというまっさらな状態の音楽が、ギョンスの声で歌われた瞬間、活き活きとする?というか、、、曲が生き物のように動き出す感じがします。歌手にとって「気持ちを込めて歌う」ということは基本中の基本中なのだとは思いますが、彼は「曲に感情を乗せる」のがとても上手いなぁ、、、と毎回舌を巻いてしまいますね、、、

ギョンスの洋楽カバーはレパートリーがかなり多いですが、マジでハズレがないので、興味がある方はぜひyoutubeで検索してみてください。

ギョンスのボーカルを一番伝えられるexoの歌、迷ったのですが日本ツアーのmy answer(ベッキョン、スホと3人で歌っています)を貼っておきます。これ聴くと、やっぱギョンス、いぶし銀アイドルだ〜アイドルやってくれてありがとう〜(めそめそ)してしまう。この歌い方なのに普通の歌手ではなくアイドルを選択してくれてありがとう、、、ギョンスヤ、、、

てかやっぱexoのボーカルライン、歌上手い奴しかいなくてわろてしまう(リンクをクリックしてくれた皆さん、弾き語りしてるベッキョンの方に惚れないでくださいね、、、かっこいいけど、、)あとスホさんはギョンスと真逆で練習生期間最年長なだけはあり、「ザ、正統派えっせむボーカル」で透き通るような水飴のような歌声が最高なので大好きです。つまりこの3人の組み合わせは、神なのよ、、ヨクシウリエクソちゃん、、

 

2.バランスの取れた、スッキリした番人受けボーカル

フイ/ Pentagon 

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ふいくううううううんーっ!!!!と叫びたくなる(兵役、、ついにこの前入隊してしまわれましたね、、、嗚呼、、)kpop界の産んだ天才アーティスト、フイ様。実は私のペンタの好きメンでもあります、、、どうも嵐の智くんといい、アチズのソンファさんといい、この系統(目は涼しげで唇ぽってり系男子)にも弱いぽい、、、

ペンタを好きになったのはちょうどピンナリがバズってた辺りなので4年前ぐらいからなのですが、ペンタの曲ってどれもこれもキャッチーでイイッ!!!って心から言いたくなる歌ばかりなんですよね。それはひとえに、フイくんという天才メーカーのおかげでもあるのですが、彼の歌手としてのポテンシャル自体がそもそもヤバい。

私がフイくんがヤバい男であることに気づいたのは、ピンナリ→ペンタの過去曲聴き漁り期→リーダーのフイくん、サバイバルに出てたんだ!見てみよっと。のタイミングでした。こちら、詳しいことは覚えてないのですが、mネのシンガーソングライター(?)バトル番組のブレイカーズにて、フイくんの作った一曲です。

開始5秒でフイくんが「ウォーオーオー🎶」ってフェイクかましてきた時思わず言いましたよね。

「何この男、、、何者なの???こんな清涼飲料水純度100パーセントみたいな歌声、ある??

フイ様の歌声って、不純物が全くない、すっきりとした喉越し爽やかな飲み物みたいな綺麗さなんです。真っ直ぐで、すとーんと聴いてる人の胸の中に届くような歌声。誰が聴いても、いい気持ちになれるそんな声の持ち主に出会ってしまったなぁ、とその時は思ったのを覚えています。

爽やかな歌声って特徴がなくて覚えづらいとか無個性とか、そういう捉え方に陥ることもありうると思うんですけど、フイくんの場合は声質の良さに加えて歌のうまさが、「またこの人の声聴きたい」に繋がる要素になっている感じがする。あえて最初のギョンスと比較するなら、フイくんの方がよりクセがなくてとっつきやすさはある気がするものの、二人に共通するのが、「ふとした時に出るエネルギー、こぶし」みたいなものなんです。

一時期どハマりしてたcritical beautyが、まさにフイさんの「ふとした時のこぶしテク」がイイッ!!してしまう一曲です。メボなので主にサビでフイさんは登場するのですが、んぅおおおお↑的な唸るようなファンキーなアレンジを随所に入れ込んでいて、これがとてつもなくオシャかっこいいです。

ギョンスの歌声がえんじ色だとしたら、フイくんの歌声は鮮やかな黄色。って感じがします。春に咲く菜の花のような、鮮やかで混じり気のない綺麗な黄色い色。って感じです。

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3.これぞ正統派ボーカル!美しいミュージカル的なバラードボーカル

テイル/ NCT127

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いや〜〜ついにきちゃいましたね。テイルさんのターン。またまたSMドルから、今度は嗜好を変えて、smの一番得意とする正統派バラード系王子をご紹介します。元々sm自体がhiphopよりエレクトロだったりバラード方面に力を入れていたこともあり、ラッパーよりもボーカル重視のメンバーで構成されることが多かった気がしますが、イリチルのようにラップの多いグループにおいても、必ず一人は「パワーボーカル」がいるのがsmの素敵なところだなと個人的には思っています。

他者を圧倒するような声量と通る声とテクニックを持ったボーカル。例えば、古の東方神起であればジュンスさんがそうであり、exoであればジョンデであり、レドベルならウェンディ、最近のエスパであればニンニンなのだと思いますが、nctでは紛れもなく、テイルさんがその役目を担っていると思います。

余りにも上手いボーカルを聴いた時、思わず時間が止まったような感覚に陥ることがあると思います。nct関連の歌をシャッフルで聴いていた時、この歌を初めて聴いた時、本当に「聞き入って」しまった。テイルさんの歌声は、深くて、切なくて、なのに力強くて、聴いた人がハッとして立ち止まってしまう、そんなボーカルなんですよね。

この歌は、nctの派生グループで、ドヨン、ジェヒョン、テイルさんの3人でのユニット曲なのですが、1番の出だし〜bメロまではドヨンくんとジェさんが順番に歌っていきます。そして満を辞したかのようにサビで登場するテイルさんのボーカルが、、、言葉を失いました。上手すぎて、絶句する。歌詞が韓国語で意味がわからないはずなのに、悲しみが伝わってきて、泣きそうになりました。歌のうまさに裏打ちされた、素晴らしい表現力がある。ギョンスの声がうっとりして魅了される、楽曲を2度好きになるような声で、フイさんの声が、聴いててすっきりして気持ちのいい声だとしたら、テイルさんの声には「聞く人の心を震わせる、揺さぶる」力があると思います。一生バラード歌ってくれや。

こちらのカバーも、曲の内容がテイルさんの歌い方で伝わってくる感じがありました。ハイトーンを任せたら彼の右に出るものはいないんじゃないか。そのぐらい、smと言わず今のkpopボーカル界でもテイルさんは相当なレベルのボーカリストだと思います。ちなみにドヨンくんとテイルさんの声質って少し似ている気がするんだけど、ドヨンくんの方が氷の膜みたいに薄くてデリケートで水色のような声だとしたら、テイルさんの声は、深い青色かなぁ、、、誰もそこには到達できない深淵?みたいな、、どっしりしていて軽くはなくて、でも重苦しいわけではなくて伸びやかさもある。素敵な声だと思います。

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4. 唯一無二のセクシーボイス、次世代おしゃれボーカル第1位

スンフン/ CIX

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最後におすすめするのは、これからがめちゃくちゃ楽しみなボーカリストとして、第四世代のアイドルからCIXのメボスンフンくんを紹介します。私がスンフンくんを知ったのは、実はストレイキッズのサバイバル番組でのJYPvsYGバトル企画でのことでした。

彼は当時YGに所属していて、yg代表練習生の一人としてボーカルを披露し、餅ゴリに「スンフンくんには言うことがないねぇ、、上手いね」とくそ褒められておりました。yg仕込みのボーカルって、smと同じぐらい特徴的というか、独特のクセの強い歌い方を教え込まれてる感じがあるんですけど(winnerのスンユンさんとかikonのジュネとかロゼたんとかね)、スンフンくんも割とygの血をしっかり受け継いでいるなぁ〜と言う感じの歌い方をしますね。

それから彼の最大のストロングポイントは、なんといってもハスキーな声質ベッキョンやDEANさんの歌声そっくりと言われてますがほんとにそう。目を閉じたらマジで間違えそう。元から声がセクシーなんですよね。ずるい、、、、

結局そのあとyg宝石箱というサバイバルに出るも、惜しくもデビューとはならなかったスンフンくん。(ちなみにこの時もたくさんDEANさんの曲カバーしてて良かったです)BXくんと共に事務所を移籍してCIXとしてデビューすることとなりました。個人的には彼がygを出て、別のグループでデビューすることになったのは本人のキャリアにとっては大きなプラスになるんじゃないかなと思っています。

というのもこちらの曲をお聞きいただければお分かりの通り、CIXのコンセプトってチルくてミドルテンポでしっとりしつつ系オシャソング祭りなんですよね。これがスンフンくんの歌声とめちゃくちゃに相性がいい(ちなみに彼以外のボーカルもハスキー系多めでみんな声のトーンが近いのも統一感あってとても良いです)

セクシ〜〜な感じの歌い方が好きな人、CIXの世界観が好きな人はぜひスンフンくんを履修してください。ちなみに彼の相棒BXくんも超イケボの持ち主です。ラップなのにボーカルも良い(cixの宣伝?)

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スンフンくんの声は、ざらっとしていて、お洒落で、夜に似合う歌声で、ピンクと紫を混ぜたみたいな色っぽいイメージかなと思いました。

 

最近kpop界はグループの乱立や飽和状態が囁かれていますが、これだけ多くの才能が同時に存在してくれていることに雑食オタクは感謝したいと思います。最後に4人の声質と歌い方などを簡単にまとめた図でシメます。まる。

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