〜オタク、初めての渡韓日記in2018 その2〜
前回はこちらからどうぞ。
3日目 韓国でキてる街へ+昔の文化を感じる日
行った場所: 安国駅イクソンドン キョンボックン チョンノオガ
前日の反省を生かし、3日目は朝早くから行動することにした我々。まずは今韓国の若者の間で一番おしゃれと言われ流行っているイクソンドンへブランチに出かけました。
朝のイクソンドンは、まだ昼間のような人混みはなく、とても静かで落ち着いていました。狭い昔の韓屋をリフォームしたお店が多いのが特徴で、路地裏に所狭しと色んなお店が並びます。大福屋さん、カフェ、マンドゥ屋さん、古着屋さん、香水屋さん、、、
「今っぽさ」と「伝統」がまさに絶妙にフュージョンしていて、独特な雰囲気がすごく好きです。韓国のそれぞれの街を誰かに説明する時、日本の街に例えてみる事が多いのですが(私の独断と偏見ですが、
明洞=渋谷、ホンデ=原宿、カロスキル=表参道、梨泰院=六本木的な感じです)イクソンドンはどこかの街に例えるのが凄く難しいです。だからこそ一度行ってみてほしい。
そんな中、お目当ての「マダンフラワーカフェ」に到着です。人気店なのでオープン直後に行ってもモーニングを食べに来ているお客さんがすでに何組かいらっしゃっていました。
その名の通り、お店の外から中までお花がぎっしりのカフェで、いるだけで凄く癒されます。しかも見るだけではなく実際にお花を買って帰ることもできるんです。
素敵なドライフラワー付きのメッセージカードをお友達は購入していました。フラワーカフェということもあり、ハーブティーのついた美味しいパンケーキセットをモーニングとして注文。友達はクロワッサンサンドセットにしていました。
キウイ、バナナ、チョコとバニラアイスが乗っかってとっても贅沢なパンケーキでした(私のチョイスの問題かもしれないけど、韓国のカフェってボリューム全体的に凄くない?)朝にはめっぽう弱い私ですが、優雅なブランチができるなら早起きも悪くないんだな、、と初めて実感しました。
しかし、当時大学生の胃袋を舐めてはいけません。我々はお腹が腹8分目でも詰め込むタイプなので、そのままイクソンドンの中ほどに位置する「マンウォンドンティラミス」まで移動。もちろんお目当ては
ボリュームいっぱいのティラミスです。満腹、という言葉が辞書にない我々は、スイーツにスイーツを重ねて食べまくりました。(そして私は、胃もたれになりました)こちらのお店は、一階がショーケースになっていてその中から好きなティラミスを選んで、2階の座席で食べるスタイルです。人気店でお店自体がこじんまりとしていることもあり、店内ではなくテイクアウトしていく方も多い印象でした。イクソンドンは食べ歩き向けのお店も沢山あるので、ゆっくりカフェで語るも良し、ちょこちょこお買い物しつつ何かをつまむのも良し。なお洒落だけど気張らない街でした。
流石に食べ過ぎたことを反省した我々は、少し足を伸ばして有名な観光スポット、キョンボックンまで歩くことにしました。天気も良かったのでお散歩です。
さすが有名な観光スポットというだけあり、とても多くの人で賑わっていました。韓服を着ていくと入場料が確か安くなるそうです。運が良ければ大名行列(?)のようなものもみられます。
迫力があってかっこよかった〜。歴史ものの韓国ドラマとか見てたら余計高まりそうだなと思いました。ちなみにお隣には有名な国立美術館があり、学生は入場無料です。今回は時間がなくてミュージアムショップだけ立ち寄ったのですが、お洒落なポストカードを買いました。
まだまだお腹はいっぱいのまま。キョンボックンのある仁寺洞を超えて、さらにお散歩を続け北村の韓屋村まで歩きました。
この写真でお分かりの通り、本当に高台というか坂道の中に、昔ながらの家屋が並んでいる通りです。ソウルで一番伝統を感じられる場所ではないかと思います。アップダウンが激しいので、歩くと結構疲れます。なので歩きやすい格好でいくのがベスト。ちなみに有名な観光スポットでありながら、今も使われている家屋なので、観光局の職員の方々が「静かに過ごしてください」というプラカードを持っていたのが印象的でした。いうなれば京都みたいな感じなのかな、、?確かに住んでいる人からしたら神経使うよな〜と思いつつ、なるべくささっと写真を撮って立ち去りました。見晴らしがすごく良いのでヒーリングもできて良い場所だったなぁ。
沢山歩いてお腹も満たされた私達は、また爆買い妖怪に元通り。ホンデまで移動して、(おそらく)ソウルで一番大きなBT21のお店へ。
冗談抜きで激混みで、BTSの世界的人気を実感することとなりました。本当に可愛いよね〜お友達は白いひつじ?わんこ?みたいなキャラクターのヘアバンドを買ってました。可愛かった。ホンデの写真は残念ながらないのですが、あまりにも人が多すぎて写真とか撮ってる余裕がなかったように記憶しています。
沢山の戦利品を手に、一度エアビーに戻った私達。一応ティラミス以来何も食べていなかったので(本当はおでんとキンパを挟みました)やっとお腹が空いてきた夕方、今度は市場に繰り出します。チョンノオガ駅で降りて、ソウルで一番有名な市場、「カンジャンシジャン」内にある、ユッケ通りに到着です。
ミシュランに選ばれたという美味しいユッケ屋さんが立ち並ぶ中、少し待って入った「プチョンユッケ」。めちゃくちゃ美味しかったです。
頼んでから全てが30秒ぐらいで出てきて衝撃を受けました。日本では法律で食べられないユッケを、腹いっぱい食べられて本当に大満足です。ご飯がとにかく進む進む。レバー苦手だったのですが、生レバーはいけるということもわかりました。あと、ユッケビビンバが神がかりてきに美味かった。
元々隣のユッケ屋さんに入ろうと思ってたのですが、たまたま定休日でこちらに入ってよかった。意外にも観光客は私達だけでしたが、地元の方に愛されるお店なだけはあり、いい意味で大衆的で気取らないお店でした。すごく美味しかった、、。また行きたい。
そしてまた、大学生の食欲は止まらないシリーズは続きます。ユッケでホクホクの中、友人Bの
「ポッサム買って帰りたくない!?」の一言で、帰り道の途中にある「ウォンハルモニポッサムチョッパル」に寄り道。有名なポッサムのチェーン店らしいです。
ポッサムとは、茹で豚のことで主にサンチュとかにキムチと一緒に包んで食べるものです。牛肉では飽き足らない大学生3人は、帰宅後も茹で豚とキムチを片手に韓国のテレビを見てうだうだしました。ちなみにポッサムはもちろん美味しいのですが、コンビニで買って帰ったメロン味のアイス、メロナはお風呂上がりに最高でした。美味しかった〜
当時リアタイでやってたギョンスドラマに偶然遭遇して思わずテンションが上がりました。
4日目 カフェ巡りDAY
行った場所: 東大門 梨泰院 カロスキル
3日目の様子を見てお察しかとは思いますが、4日目の我々はザ、胃もたれアンド二日酔いでスタートしました(自業自得)
胃にやさしいものが食べたい、、、そう思って満場一致で歩いていける東大門の有名なタッカンマリ屋さんに行くことに。「陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ」は中でも一番有名で、観光客というより地元の人が集う名店です。
昨日東大門にはユッケ通りがあると説明しましたが、なんと「タッカンマリ横丁」もあります。なんでもある町。それが東大門、、、タッカンマリとはなんぞや?と言いますと、鳥一匹を丸ごと煮込んだだけのさっぱりした料理です。水炊きみたいな??感じです。好きなトッピングを足すもよしでしたが、私達はタッカンマリ処女だったので基本のジャガイモと野菜のみ。
マジでシンプルで爽やかな味です。二日酔いにぴったりの味。味薄い、、と感じる人も人によってはいるかも。そのぐらいやさしいお味でした。店員さんの接客はかなり雑だったけど、ゆっくりできたから許す(何様?)ちなみにテーブルにはキムチが置いてありましたが隣のテーブルの家族連れは鍋にキムチを入れてたので「そっかこれ味変のための鍋用キムチだったんだ!?!?」と途中から気づきました。ありがとう韓国人ファミリー。
気を取り直して本日の目的地は「梨泰院」です。友人Bが前々から一番行きたかったカフェたちが全て梨泰院にあるということで、はしごすることになりました。梨泰院は六本木みたい。と私は思うのですが、とにかく大使館が多くて海外の方が多く行き交っている様子です。またビジネス街っぽさもあるので日中は静かですが夜になるとクラブやレストランなどが賑わう感じも、昼と夜の顔がある六本木みたいだな〜と勝手に思いました。
朝一でタッカンマリをキメた私たちが最初に訪れたカフェは、梨泰院駅からハンガンジン方面に歩いて10分ほどの「anthracite coffee」です。コーヒーオタクの友人Bが、韓国のカフェの中でもかなり本格派と聞いて行きたがっていました。
見た目は靴屋さんをリフォームしただけあって少し無機質でスタイリッシュな感じです。朝イチで行ったのでおそらく周辺で働いてるビジネスマンの人が多くテイクアウトしていっているみたいでした。
店内もシンプルかつオシャレで、朝イチできたのは私たちが最初だったので写真撮り放題で楽しかったです。抹茶のスコーン美味しかったなぁ。名前は忘れちゃったのですが私はにんじんプラスフルーツエイドを飲みました。スッキリして朝にぴったりのお味。
続いて訪れたのは、インスタ映えなラテアートが有名なシースルーカフェ。ここは韓国の人にも日本人にもとても有名なカフェらしくてかなり混み合ってました。(店員のお兄さんドチャクソかっこよくて死んだ記憶)
きゃ、きゃわうぃ〜!!!してしまう可愛いラテアートのコーヒー。私はシグネチャーメニューである韓国の伝統の角砂糖を少し焼いて、コーヒーの周りにまぶしたフュージョンドリンクを飲みましたが甘さが絶妙で美味しかったです。店員さんクソかっこよかったな、、(2回目)店内は結構カップルが多かった気がしますが、韓国人カップルってこんなオシャレな店で日々デートしてんのか、、すげーな、、という感想を抱いた。
シースルーに限った話ではありませんが、充電OK、wifi使ってokなカフェばっかりなのもありがたみポイントだよね。梨泰院はエキゾチックというか、異国情緒溢れたグラフィティーが街中に溢れてて、歩くだけでもすごく楽しい街でした。
夜友人Bは彼女の韓国人の友達とのミーグリがあるとのことで、私は友人Aと再びカロスキルへ。あ、その前に言い忘れてましたが梨泰院のラインショップはめちゃくちゃでかいのに空いててすごくおすすめ。
当時ハロウィンが近かったこともありデコレーションがたくさんされてて写真スポットが沢山ありました。この日はせっかくカロスキルに来たし!!ということで、ザ、韓国料理ではなく変わり種を試そう。ということになりました。そこで訪れたのが、
韓国料理×イタリアンが食べられる「villa de spicy」
トッポッキをパスタ風で食べるという斬新な料理がウリで、私はクリームパスタっぽいものを頼んでみました。
おしゃれフード、、、、しながら食べてみるとめちゃくちゃマイルドだし食べやすい。ニョッキを食べている気分。友人Aは韓国に私よりずっと詳しいのですが、辛い料理は苦手だったのでパスタ風トッポッキは食べやすくていいね〜!!!してくれました。確かに!!韓国きたけど韓国料理飽きてきたな、、という人に是非一度挑戦してみてほしい。店内も落ち着いた雰囲気で大人っぽくて、デートとかで行ったら盛り上がるんだろうなと思いました(相手はいません)
5日目 最終日にしてやっとオタ活を、始める
行った場所: ソウル駅 明洞 江南区 麻浦区 ソンス
文字数がやばいのでここからはクソ駆け足でいきます。エアビを四日目の22時ごろにチェックアウトし、向かったのはソウル駅!最終日はなんと、「チムジルバン」にお泊まりです。
今回、別々の便で帰るため、早朝便の友人Aがすぐに帰れるよう、24h営業のソウル駅前の「シロアムサウナ」へ。ここ、超有名なのですがコロナ禍の煽りか先日閉店してしまったらしく超ショックでした、、アクセスが神だし、ゲーセンからpc部屋からプールから漫画部屋までラウンドワンとホテルが一体になったみたいな超楽しいチムジルバンだったのに、、タオルを羊巻きにして、アイス部屋やよもぎ部屋、ありとあらゆるサウナなどにいきました。森林浴の部屋がまじで癒されすぎてやばかった。カプセルホテルみたいな感じでそのまま眠れます。
朝は早く起きて朝風呂アンドチムジルバンの中の食堂でラーメンと卵をキメ、ソウル駅のスーツケース預入サービスへ。これ結構神で、出国手続きがほとんどソウル駅で終わらせられちゃうんです。荷物をソウル駅に置いていけば自動で空港まで送ってくれる神サービス。しかもタダ。最終日にスーツケースをゴロゴロしなくても観光ができちゃいます。
荷物を預け、腹ごしらえも済んだので
早速本日の本題「事務所アンドセンイル広告巡り」のスタートです。正直、記憶が死ぬほど曖昧なのですが、まずygの社屋に行き、続いてsmとプレディス(昔の方)ある江南区へ。10月に行ったので色んな人のセンイル広告がありました。
yg社屋の最寄りにはちゃんとWINNERのスンユンオッパ🎶やハンビンさんの広告が。あと事務所前の壁が世界各国のYGオタによる書き込みで凄いことになってました。さすがやね。友人が「アイドルみたいのおる!!!」って言って一緒に張り付いたのですが確かに練習生?みたいな人とマネさんみたいな人が出入りしてました(が、当然練習生までは把握していないのでどなたか分からんかった、、不覚)
ジョンハンさんの広告、カンナムのいろんなところに点在してて足が死ぬかと思いました(バス停多すぎ問題)愛されてるなぁ、、さすがジョンハンさん、、
明洞のロッテデパートではsm town museumでしっかりえくそちゃんずを堪能。若かりしギョンスのグッズが沢山あって嬉しかったな〜。
ザセムやYGショップにはサイン入りのアイテムが飾ってあって、やっぱり推しアイドルグッズを見て回りたい人には明洞はとても便利だなーと改めて思いました。(ザセムの店員さん強くてちょっと怯えた女より)
旅の最後は、お気に入りの街その3「ソンス」の有名パン屋さん「onion」へ。韓国のブルックリン、と言われるだけあって工場だった昔ながらの下町が若者によってリノベされて、おしゃれタウンへと変貌を遂げているそうです。すごくお散歩したくなる街だったな〜。このパン屋さんあまりにも気に入ってひろちゃんにも勧めてしまった(そして行ってくれたのありがとう泣)
本当に美味しいパンばかりでテンションが上がりました。あんバタパン最高に美味かった。夜便で帰国だったので、ここであらかじめ空港と機内で食べるご飯を調達。パンを食べてたら韓国人マダム達が、ここ座ってもいいかしら〜?とやって来られて相席したのですが、素敵なお茶会を始めてるのをみて、「こんな風な素敵マダムになりたいね〜」と話ながら席を後にしました。
というわけで、この後もしっかり仁川空港で冷麺を食い(結局4食食べてる)機内食も完食し、帰国の道へ着きましたとさ。おしまい。
(仁川空港で歩きながらブレブレでもギョンスのドラマをしっかり捉えたオタク写真を添えて)まる。