ゆりかごから墓場まで〜一生オタク〜

節操のない雑食オタクの雑記です。時々コスメやお洋服の話もします。

12月のお気に入りソング

こんにちは、オタクです。もう年を跨いでしまいしまたが、12月は久しぶりにkpop聴きまくり月間だったので、新しい音楽との出会いがたくさんありました。特に今まで聞かなかったグループを聞くようになって発見があったのでぜひ紹介したいと思います!


1. No Air/ THE BOYZ

ざ、ぼ〜いずさんのことは、19年のサマソニに参加されていたな〜なんだかセブチと人数もコンセプトも近いのかな?と思ってはいたものの、人数の多さによってプラス顔面が強すぎて逆に覚えられない現象(?)が起きておりました。

サビも割とedmに近い感じでフックソング多めなあたりが典型的kpopという印象だったので、癖を感じないがゆえにそこまで興味を持てなかった部分はあったのですが、のーえあ!!だけは初見からあれ??なんかこれ、キャッチーで良くない?しました。そして一曲いいな?すると他の歌もどんどん引き込まれていくオタクあるある現象によって、ドボのバッキバキの踊りと中毒性のある音楽良いかも!しはじめました。スキズアチズと同世代かつ清涼コンセプトから大人コンセプトへの見事な転生を図っているし、スキルがとてもあるのでパフォーマンスを何度も見たくなりますね。

ちなみにオタクはキューくんとよんふんくんが可愛いと思いました。小動物ぽい顔好き!!!

 

2. Blue Hour/ TXT

とぅばのことはbts先輩の後輩グループというイメージしかなかったのと、個人的に曲調があまり普段聞かない方向性だったのであまり聞かないままここまできてしまいました。(あとビッヒに、自分のドストライクであるくどいほど濃い顔()の人があまりにいないというのもあるかも)

でもこの歌を別のオタクに勧められてから聞いたら一気にいい!!!しました。なんだろう上手く表現できないんだけど、まさにありそうでなかった、ポップで爽やかで、聞いてる人の気分を自然と上げてくれる音楽だと思います。どこかに出かけたり散歩したり、出勤など憂鬱な気持ちな時こそ聴くと元気が貰える歌

 

3. MAGO/ GFRIEND

やっぱヨチンしか勝たん。そう言う歌です(雑か)

ヨチンもビッヒに買収されてミンヒジンが担当しはじめたあたりから、突然のレドベル的な方向転換を図り、正直言ってあまり上手く行ってないような気がしてとても歯痒い思いをしていました。

やっぱり昔からのオタクはヨチンに爽やかさ純粋で可愛らしい雰囲気?を求めていることが原因な気がしていたのですが、この曲によってやっと本来のヨチンらしさが戻ってきてくれたな〜と思いました。

もちろん今kpop界で流行りのニュートロ系の曲調ではあるのですが、ボーカルスキルの高さと笑顔を久しぶりにパフォーマンスで見られたことが、初期のヨチンらしさみたいなものを感じ取れて良かったです。

可愛らしい少女から、元気で少し怪しげな雰囲気もある大人の女性に、魔法使いのコンセプトがとっても似合っているなと個人的には思います。mv最初見た時は、ティアラのロリポを思い出した。やっぱりウナたんのお砂糖菓子を溶かしたみたいな歌声が私は大好きです。

 

4. Mmmh/ KAI

なぜ私がこの歌を勧めたか、何も言わずにこのmvを見て頂ければ分かるかと思います。うちのカイくんはこんなに凄いんですよ、をここまで体現した歌はあっただろうか。

exoの絶対的センターとして彼が事務所から死ぬほど推されてきたその名に恥じないソロデビュー曲なのではないか。と思います。カイくんって小さい頃にクラシックバレエを自分からやりたい!って言って習いはじめたんですよ。だからこそできる柔らかさを兼ね備えたダンスが、この振り付けに活きていると思います。

kpopアイドルに限らず、一般的に男性アイドルがセクシーさをパフォーマンスで表す時、一番典型的で分かりやすい方法の一つが「露出」だと思うんですよね。腕や上半身を見せる。カイくんはexoの中でセクシーな部分を要求されている場面が多かったように思いますし、もちろんスタイルの良さが大きなストロングポイントだとは思っています。

しかし、この歌の素晴らしい所は、カイくんのもう一つの持ち味である甘くて鼻にかかった歌声と、体の所作ひとつでセクシーさを表現できることを証明してくれた点だと思っています。露出を一切しなくても、色気が、、すごい、、なんだこの人??って思わせるスキルが彼にはあるんですよね、、本当にすごい。

きっと私の中でカイくんを超えるkpopダンサーはこれからも現れないんだろうなという確信を持った一曲でした。

 

5. 天使の梯子/ GFRIEND

え???ヨチン、さっきも紹介してなかった?と思われた方へ。すまん!!でも好きなんや!!!(そっか)

kぽっぴアイドルの日本語バージョンって、正直セブチと東方神起ぐらいしか繰り返し聞くことがなくて、どうしても表現とか発音とかに違和感を感じると入り込めなかったりするじゃないですか。韓国バージョンあるならそっちでいっか。的な。

でも!!!この歌は久しぶりに日本語バージョンを何度も聴きたくなる歌でした!!まず、歌詞がめちゃくちゃいい。

叶うなら 時を止めて

あの輝きが

天使の梯子のように見えて

ふたりを 照らす道には

愛しさだけを 残して

何度も私の 心を奪う

it's falling light

なんかジブリまたはNHKのアニメに出てきそうな曲調(?)発音もめちゃくちゃ自然だし、愛しさと切なさと優しさ!!!!という曲調とメンバーの声質と歌詞がここまで調和している歌はなかなかないよな〜と思い選びました。

イントロが好きだったら絶対そのあとも好きだから!!とりあえず!ヨチン食わず嫌いしてる人は絶対聞けよ!!って言いたい。kpopにありがちなドゥンバキもラップもedmも歌わないサビもないけど、耳に優しいのに力強さや切迫した感情も感じられて、ボーカルの良さを純粋に楽しめる一曲です。おすすめ。

 

というわけで、2020年の締めくくりも素晴らしい音楽だらけで最高でした。ぜひ気になった一曲があれば聴いてくださったら泣いて喜びます。ではでは。

2020年のkpop(というかオタ活)を超主観的にさらっとまとめる

どうもオタクです。早いもので2021年になってしまいました。2021年もよろしくお願いします。

 

最近本題(?)のkpopから離れつつあったので、久しぶりに真面目にkpop記事を書きたいな〜と思います。自分の記録用に2020年のオタ活を振り返りつつ、それぞれの月で印象的だったことをざっくりまとめたので良ければ読んで頂けると嬉しいです。それではどうぞ。

※ほんとのこと言うと、この記事は12月の頭に書いていたのですが、そうこうしているうちに年を跨いでしまいました。(にも関わらず1年分書き終わらない)のでもう開き直って一回上半期編を出すことにしました。

 

2020年1月 スジンたまを推すと心に決めた「lion」

タイトルだけだと何言ってんだって感じだと思うんですけど、私ヨジャグルだとガルクラ系統が割とすきで、ヨジャ3大推しグルはブルピン、g-idle、エバグロなんですけどアイドゥルのメインダンサー、スジンたまがお正月すぐのステージで無双してたんですよね。


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見てください。この美しさを。スジンたまっていわゆる絶世の美女!!完璧!っていう立ち位置で推されてる訳ではないと思うんですけど、動いてる時の色気、ヤバいです。メインダンサーに私が求めるものの一つとして、「全身で」踊るスタイルであることをポイントとしているんですが、すじんたまって本当に曲の世界観にそのまま入り込んで色気ある表情演技を忘れないんですよね、、しなやか美しくてでもメリハリがあって、、本当に目で追いかけてしまうんです。LIONという歌は19年の終わりに出た歌なんですけど、こういう特別番組でのステージで無双するすじんたまを見ては保存していました。(ていうかこれがクイーンダムというサバイバルきっかけの歌だと最近知った)

 

2月 推しの映画を初めてスクリーンで観る

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元祖推し、exoのギョンスさんの映画を見に行ってきました。元々推しの作品はネットで見ていたのですが、映画館で見るのは初めてでスクリーンで躍動感あるタップダンスをしている推しを観るのはとても新鮮でした。もちろん、役が役なだけにあまりギョンスを見ているという感覚はありませんでしたが、、、(北朝鮮の捕虜の役)映画自体は死ぬほど重い内容で人に勧められたもんじゃないなと個人的には思いましたが、今兵役に行っている推しを久しぶりに見られたこと自体がとても嬉しかったです。公開時期にタイムラグがあることがいい方向に働くこともあるもんだ。ギョンス〜はやくリアルタイムで動いてるのを見たいよ〜

 

3月ヨジャグル雑食期(ズワン、エバグロ、itzy、ヨチン)

2月にかけて有名どころのヨジャグルがたくさんカムバしたのでとりあえず全体的に追っていました。友達のひろちゃんの影響で本格的にアイズワンを聞くようになり、アルバム、すげ〜〜良!!!となっていた。


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ズワンの歌は特にspace shipが衣装めちゃめちゃに可愛くて、チェウォンちゃんとミンジュちゃん!!可愛い!!!キャスケット優勝!って感じでした。それから安定に追っていたエバグロと、ダークホース的にハマったのがITZY。ぶっちゃけjypドルにこの頃はまだ偏見があったので、あんまりピンとこないイメージの楽曲だったんですけど、2月の終わりに出たwanna beがめちゃくちゃハマりまして。いっじ!ええやん!しました。そしてチッケムを見てニコニコしているリアちゃんにハマりました。推せる。後今更すぎるんだけどもヨチンにもハマりました。あんなに歌上手いのずるい。ウナたん大好き。透き通る系の声のボーカルにめっぽう弱い。

 

4月 私の中でウォヌ君の筋肉がやばいと話題に

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さっきから頭悪い発言ばかりで申し訳ないのですが、こればっかりはウォヌくんが悪い(?)。とりあえず、セブチが急に衣装などで露出を測ったり、大人路線への転換は振り返るとすでにこの時期には起きてた訳なんですね、、。これは完全に偏見なんですけどカラットちゃんって割とみんなピュアな部分を持っているファンダムだと思うので急にこういう画報とかやられると滅してしまうんだよな。うん。わたしはドギョムペンを名乗っていますがこの頃ぐらいからウォヌくんが私の中でぐんぐんかっこいい存在として目を逸らさなくなってきていました、、はぁ、、しんどい。(文学青年みたいなビジュアルなのに好きな服はストリート系だし筋肉モリモリだしカラットの7割は絶対このウォヌくんに対するパブリックイメージと実際の本人との認識の違いというバグを乗り超えてきたと個人的には思っている)

 

5月 ブログを始めてみた

(この辺から記憶が曖昧)Twitterで書ききれないことが多すぎて、物申して見たかったり、ファンダムにもやついたり、あるいはポエマーになってみたい自分のメンヘラオタクぶりに、一念発起してブログを始めて見ました。もっと直接的な理由としてはオタク友達のひろちゃんのブログがすごい面白くて自分もやってみたいな〜と思ったことがきっかけ。手始めに最初のナムジャドル沼であるえっそちゃんについて書き始めた(気がする)

ブログのおかげでストレス解消がすごくできて他の人との交流もあり今ではとても感謝してる!

ひろちゃんのブログはこちら↓

 

6月 カムバ大戦争とスキズとの出会い

この記事を皮切りに後に頻繁に登場し始めるスキズの文字を読んで頂ければ私のハマりっぷりは一目瞭然だと思いますが、本当に全員年下世代の男性アイドルを自分が追いかけ出す日が来るとは、、、月日って怖い。

忘れもしない、神メニューというカムバ大戦争時期に突如現れたソング。みるみるうちに、曲の中毒性とラップ、独特な振り付け、パフォーマンスに引き込まれていきました。トンチキかっこいい系という今までに見たことのないコンセプトを持った稀有な存在を、スキズにはこれからも突き進んでほしい。

だけどたぶんstayはみんな思っていると信じていますが、ストレイキッズを好きになって後悔したことはないです。そのぐらい供給の量がすごい。しかもその多くが彼ら自身が考えたアイデアや、カバーソング、自作曲ばかりで、ここまで音楽そのもの、自己表現を心から楽しんでいるアイドルを初めて見た気さえしています。(その辺ちょっとセブチと重なる部分もあるかも)

 

7月 〜スキズの推し、君に決めた〜ハンジソンくんを推すと決める
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ジソンくんのことを、初めて見たのは実は神メニューのステージではなく19年末の歌謡祭の中のMAMAMOOのステージにリアクションしている動画でした。すごく明るくて、太陽のようで、万華鏡みたいにコロコロかわる表情に、ぼんやりと、「この子はとっても良い子なんだろうな」とだけ思ったのは覚えている。


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(今でもこのvlive awardsのジソンくんのビジュは5本の指に入るぐらい好き)
だからまさか神メニューの最初に出てきたいかついラッパーが、その時の彼と同一人物とは知らずに一目惚れしてた。

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それからリアリティやサバイバルを見て、ジソンくんがムードメーカーで明るい所、みんなに気を遣えるところ、昔ちょっぴり尖ってたところ、ラップはゴリゴリが得意なのに本当はバラードを作るのが好きな所、全部が違う人に見えるけど、同じ人なんだと思うと、ますます「この人って掴めない」という気持ちが大きくなり、ジソンくんについての情報を集めるほど、どんな人かわからなくなり追いかけたくなる、無限のループに入っていた気がします。

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そしてある時、とてもデリケートな部分があることを知りました。家族の仕事の都合でマレーシアで育ったけど、学校が合わなくて通うことを辞めたこと。どうしても歌手になりたくて、親を説得して一人で韓国に渡ったこと。メンバーも認める人見知りで、放送局や人の多い所に行くと不安がること。その症状が理由で少し活動をお休みしていたこと。

ジソンくんを最初に見た時、どこかドギョムくんや、ギョンスに重なって見えた理由がその時なんとなくわかった気がします。もちろん一人一人別の人間であるけれど。とっても明るく見えていたジソンくんの心の中は案外と閉じていて、全てを簡単にみることができない、それがより本人を魅力的にするのだな、と思いました。

彼のことは、追いかけて半年くらいになった今もやっぱりよく分からないし、彼の魅力を伝えたいのにうまく他の人に説明できない自分がもどかしいです。それでも、ずっと見ていたくなるパフォーマンスをする素敵な子なので、ただひたすらこれからも、ジソンくんを追いかけたいなぁと思いました。

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ということで、文字数もすごいことになってきたし私が力尽きたので後半戦はまた後ほどお届けしたいと思います。やはり2020年大変だったからこそアイドルに生かされた一年だったなぁ〜。まる。

続 オタク、良い女になるぞプロジェクト

お久しぶりです。オタクです。今回は前に2020年をいい年で終わろうプロジェクト、と題して自分の中で気になるものを購入してご褒美にしてみた企画の後半戦です。

↓part1はこちらから〜〜

あれよあれよと買い足した結果本当に良いと思ったものだけを選別して紹介することにしました。それではどうぞ。

 

1. 東洋図書の5年日記

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じゃ〜〜〜ん!!ブログをやっている私ですが、このブログの主たるテーマであるKpopとは全く関連のない日常を書き留めたり、考えを整理するのに使っています。あと、5年間は頑張るぞ!という自分の中でのモチベーションが欲しくて買いました。実は学生の時に日記をつけてたりしてtumblrで色々と思いの丈をぶちまけていた時期があったんですが、卒業してから読み返すと、こういう考え方を自分はしていたのかぁと普通に興味深いし、面白いなぁと思うんですよね。例えば就活の時はこんなことを考えてたんだなぁ〜とか。あとはもう一つアンガーマネジメントとしての性格もあって、人に愚痴ったり何かに八つ当たりするとか色んなストレス解消があると思うんですけど、自分1人でストレスを解消する方法をそろそろ見つけないとな、と個人的に思ってました。楽しいことだけでなくて大変な感情についても吐き出す場所としてこの日記はとても頼もしいです。逆も然りで、幸せな思い出をすぐ忘れてしまうのは余りにも勿体無いから、小さなことでも嬉しかった言葉を書き留めておく事にしました。夜にそれを書くと気分よく眠れる気がします。日記をつけると、自分がどんな事に対して憤りを感じたり楽しさを感じるのかを客観的に分析することにも繋がってとてもタメになる習慣だと思います。

1ヶ月前に買ったのですがとりあえず今のところ続けられています。5年後の自分に向けてのプレゼントとして考えればまぁ、いいだろう(?)っていう価格ですね。おばあちゃんになった時に読み返したら面白そう。

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あとこれ、表紙もめちゃくちゃ可愛いんですが中身のページがいちいち可愛いんですよ〜もうレトロで雑貨好きの心をくすぐられる!!スペースの大きさも大きすぎず小さすぎずだし、取り出すたびに気分が上がるのも続けられてる理由なのかも、、、

 

2. zaraのパネルスカート

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別にZARAの回し者になったつもりはないんですが、気づいたらファストファッションブランドの中で一番好きかもしれないzara。価格はそんなに可愛くないですが、なんといっても可愛い〜!!と声に出して言いたくなるデザインが豊富で、ついついウィンドウショッピングもしてしまいます。

その日もただ単に新作チラ見してこ〜ぐらいの気持ちだったのですが一緒にいた友人に、これ絶対似合うから!!!!って言われておだてられて気分が良くなってしまい気づいたら買っていました。xsサイズですが日本人にとってはわりかしジャストの人が多いのでは、、、多分日本でいうmサイズぐらいだと思います。

わたしは結構なチビなので、正直ロングスカートのたぐいは着こなせる自信がなかったのとプリーツスカート世の中に乱立しすぎて流行りに乗りたくない天邪鬼な所が邪魔をしていたのですが、たしかにスタイルよく見せるのは小柄な人間には難しいですが、それをとってもこの素材がサテンっぽく光沢があってとても気に入りました。プレスがしっかり効いてるところもお気に入り。シャンパンゴールドな色がすごい上品な感じがして着てると高貴なお嬢(?)になった気持ちになれます。個人的にはブーツと合わせるとすごくかっこよくなって好きです。

 

3. SLEEPY SLEEPYのセットアップ

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2020年頑張った自分にやっぱり一番プレゼントしたかったのが、「良質な睡眠を助けてくれる何か」で、睡眠関係に今年は金をかけると決めました。そこで吟味に吟味を重ねて最終的に選んだのがこちらのルームウェア。見た目はね、すごくシンプルなファー〜とモコモコの組み合わせのセットアップなんですが、別に安物で良くない?って最初は私も思ってました。でもこれはお金をかけても個人的に買って一番良かったものかもしれない。

何がまず違うかって、温かさです。これ、写真の通り別にそこまで厚手じゃないんですよ。でも着たらびっくりするほど体を温めてくれます。暖房つける回数が明らかに減りました。すごい。それから触り心地がやはりいいし、贅沢な気持ちで眠ることができる良さがあります。何かに包まれてるような幸せな気持ちで眠りにつける。日々人間とオタクを行き来するバタバタ妖怪にはぴったりでした。

それから次に重要なのが、こういう素材にありがちな毛の落ちが少ないこと。こればっかりは賭けだと思うのですが、某有名ファストファッションの似たようなルームウェアのレビューは毛の落ちがひどくて洗濯何回もしないといけないみたいなのをよく見かけたので、思い切ってこちらにしてみて良かったなと今は思います。大切に大切に着たいなぁ。

 

4.シルクのナイトキャップ

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これは2020年滑り込みで登場したダークホースといっても過言ではありません。本当にこれは買って良かった。元々Twitterでバズってるものに関しては基本半信半疑なタイプ()なのですがこれは異様に褒めるツイートをたくさん見かけて不審に思いつつも、ついにわたしの身近でも使っている子を発見して買ってみることにしました。結局抗えない。

でも本当にびっくりした。たかが数千円のキャップひとつ買うだけで、美容院のトリートメント何回も行くよりは確実にコスパいいです。髪の毛のツヤと絡まりやすさが段違いに変わりました。一晩で全然違うっていうレビューを見てめちゃくちゃ信用してなかったのですが(そろそろ信じろ)いやびっくりした。劇的にっていうほどではなかったですが、すぐに違いは触ればわかる感じでした。ツルツルになります。表面が。いやこれは、騙されたと思って流行りに乗る価値があったな、と個人的には一番感じた商品です。

 

というわけで、今年の前半がまんがまんした分(?)現場に使いまくってるお金をこれでもか!と自分の買い物に費やしましたが悪くなかったなという実感があります。これ以外にも色々買いましたが今のところこのラインナップが一番買って良かったな。というところです。

2021年もこの調子で経済回していきたいと思います。まる。

 

オタクの2020年殿堂入りベストコスメ

お久しぶりです。オタクです。

今回はKPOPというより韓国コスメなどのお話。私の友人界隈で「ベストコスメ」がとても流行っていて、私も自分の記録用にまとめようと思いました。というかTwitterとかで書ききれないほど自分の中でこれは好き!!というものがあったというのもある。

毎年発表する今年買ったベストコスメ!とは別で、今回のコスメたちはいわば時間がたってもずっと私のポーチの中に居続けるであろう伝説のスタメンという感じです。

「絶対手放せない!殿堂入りコスメ」(色々試したけどここに落ち着いたコスメ。たぶん固定で使い続けるもの)始まるよ~~~

 

<スキンケア・ヘアケア編>

まず初めにスペックを紹介すると、私は超がつくほどの乾燥肌でインナードライで、保湿をおこたると化粧ノリがすぐ悪くなります。なのでコスメを選ぶときは保湿力重視で濃厚なものを選ぶようにしています。さっぱり系だと物足りないお肌、、、

1.化粧水 → freeplus マイルドシャワーミスト

これは使うのやめてからその重要性に気付いた!朝の目覚ましがてらまずシュッと一吹き、メイク終わりにも1プッシュするだけで1日の終わりの乾燥具合がびっくりするほど違う!!CNPのプロポリスアンプルミストはあまり効果を感じなかったのだけどこちらは私の肌に合ってるみたいです。肌荒れが減った。

2. クレンジング件ふき取り化粧水 → COSRX 1step moisture pad (青)

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これは韓国スキンケアの中で1番リピートした商品。たぶんもう8個目ぐらいだと思います。疲れたなって日のメイク落としは必ずこれなんだけど、割と濃いメイクでもしっかり落としてくれるし、ふき取り系なのに肌があれることがないです。3種類あるけど私はしっかり保湿してくれる青をいつもリピートしてます。あとこれやるとなぜかできかけのニキビとか落ち着く。不思議なんだけどね、、、翌朝になると状態が改善されてる、、、

(美容液とクリームに関してはいまだジプシー中なので省略)

3.ヘアトリートメント → プリュスオー アクアレスキュー

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これねぇなんでバズってないの!?って凄く思います。信じられないほど髪の毛のアホ毛が落ち着きました。ごわごわしたり絡まったりし易い髪、ボリュームに悩む人にお勧めしたいです。本当に補修能力がすごくて、例えばツヤのある髪になるというよりは名前の通り水分を髪の毛に足してくれて、柔らかい髪の毛にしてくれます。めちゃくちゃ信頼している。正直トリートメントはコスパも考えてミジャンセン一択!って思ってたのですが目からうろこでした。これ本当にすごい。

4.タングルティーザー Thick&Curly

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正直ミーハー心で購入したのですがめちゃくちゃ良いです。ポップな見た目とは裏腹に結構実力派アイテムなのでは、、、?と思っています。なんかブラッシングってずぼらな私にとっては正直面倒だなというイメージ(最低)だったのですが、タングルティーザーの好きなところは気軽に髪をとかそうという気持ちにしてくれる所です。だから髪の毛とかす→絡まりにくくなるの好循環?が生まれた気がしました。髪の毛のタイプに合わせて色々な種類があるのも素晴らしいなって思います。

 

<メイクアップ編>

メイクのスペック、、、というほどのものではないですが、私はパーソナルカラーがライトサマーライトスプリングなので割とブルベさん向きのカラーを選ぶようにしているかもしれません。

1.下地(日焼け止め) → Sofina iP UVレジスト スムースミルク

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私2020年は相当な数の日焼け止めを試したんですけど、美白になるいわゆるトーンアップ効果のある日焼け止めはあっても、保湿してくれる日焼け止めにはなかなか出会えなかったんですよね。そんな中で唯一といってもいいほど納得したのがこちら。乾燥を感じることなく潤うし、日焼け止めにありがちな伸びの悪さが全くないのでムラのあるベースになりにくいです。今年はほとんどファンデなしでこの下地と過ごしました。少し独特な(デパートの1階見たいな)香りがあるのでテスターで一度匂いを確認した方がいいかも。

 

2.フィニッシュパウダー → キャンメイク マシュマロフィニッシュパウダー マットオークル

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めちゃくちゃ有名なのでもはや紹介する必要があるかは分かりませんが、NARSのリフ粉やイニスフリーのパウダーも試したんですけどやはりここに戻ってきました。フィニッシュパウダーって単純に優劣をつけるものではなくて、一人一人のメイクの方向性によると思うんですよね。ツヤ肌にしたいのか、汗がきになるのかとか。私の場合は基本ベースの肌はマットな陶器肌で毛穴とかを完全に消して、その上からアイシャドウやハイライトで部分的にツヤを足したいので、マットになれることが重要です。その点でキャンメイクのパウダーが一番毛穴を消し去って「元から肌がきれいな人」っぽく見せてくれるなぁと思いました。たぶんもう3個は使い切った。減りが速いのだけ難点。

 

3.ハイライト&シェーディング→ 

THREE シマリンググローデュオ01 

bbia      ラストコントアリング ココアブラウン

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ハイライトとシェーディングは私の中でかなりこだわりがあって、自然な艶感がほしいので、パール系のパウダーハイライトではなくクリームハイライトのちょっと濡れ感のある艶を探していてスリーのものに辿り着きました。すごく自然でありながら、大人っぽい艶がでるので、黒目の上に置いたりするととっても綺麗です。ちなみに左側のはチークとして使うとこちらも色っぽいほっぺに仕上がる。

シェーディングは正直色の濃さの調節がしやすいのでパウダータイプがいいなぁって思ってたのですが、色が正直このbbiaを超えるものに出逢いませんでした。ブルベなので基本的にブラウンが苦手で、特にグレー系の茶色じゃないとそこだけ肌から浮いてしまうんですけど、これはそれがなくて感動。めちゃくちゃ「陰」っぽくなります。輪郭はっきりさせたい人におすすめ。

 

4.眉マスカラ → ヘビーローテーション ピンクブラウン

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眉マスカラもずっと難民で、有名なインテグレートを使ってたんですけど少し暗すぎて?私には合わなかったのですが、ヘビーローテーションのピンクブラウンはめちゃくちゃ自然で良い!!となりました。暗くなりすぎず、かといって黄色っぽさのなちブラウンなのでブルベさんはかなり似合うと思います。あと眉毛がベタベタになったり色移りも感じない素晴らしさ。すごく使いやすいです。

 

5.リップ → Dior アディクトリップマキシマイザー 001

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リップといっても、口紅ではなくてあくまでリップケアとしておすすめしたいのがこちら。ほてりっぷやリップスクラブなど使ってきましたが、結果このマキシマイザーが一番唇の修復能力があると感じました(私の唇には)ラネージュのリップマスクとも迷ったんだけどあっちは香りが結構独特なのと持ち運びに向いていないので。騙されたと思って一度使ってみてほしい。

 

6. アイシャドウ→ ETUDE HOUSE ラベンダーランド

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旅行だったりには単色アイシャドウよりパレットが便利でいいと思うのですがこちらのパレットは本当に使えます。ラベンダーといいつつ基本のブラウン系とピンク系も充実してるのでいわゆる地雷系メイクだとかゴージャスなメイク、紫メイクもできちゃう万能なパレットだと思います。一つでいろんなシチュエーションに対応できますし、一番濃いマットブラウンとピンクを混ぜて私は眉毛を描くのに使ってます。イエベさんでもブルベさんでもわりかし買って損はないのではないかなと思います!

 

ということで、わりかしベーシックかつ面白みはあまりないかもしれませんが、私的にとてもおすすめのコスメばかりなのでぜひ気になった方は試してみてください!

来年はまたベスコスやりたいな〜〜おしまい。

 

*画像は全てお借りしました。

11月のお気に入りソング

11月はデビュー組が一気に出てきてアツい月間でしたね!!kpop盛り上がってんなぁ〜!を久しぶりに感じられた瞬間でした。

今月は勉強のお供に同じ曲を繰り返し聴いていたので曲数としてはそんなにないですが、ヨジャドル祭りになりました。

 

1. LA DI DA/ EVERGLOW

 

ハイ、きました私のど本命グループえばぐろちゃん。最近気づいたんですがえばぐろたんは私の好きな系統の顔の子ばっかりなのにみんな顔が違ってすぐ見分けがつくんですよね。女優さん顔なシヒョンちゃん、あまあま鹿がおなイロンたん、スタイルお化けのアシャたんなどみんなハイパー素晴らしいですが私は、童顔なのに力強いダンスとラップをするイユたんが大好きです。

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いゆたんベイビーフェイスなのにしっかりリーダーしててほんとこねちゃう。きゃわわ。ってことでアディオスでえばぐろ好きになってから基本このグループの楽曲には全幅の信頼置いてるんですが。今回も流行りを取り入れてきましたね〜ニュートロ!!なエレクトロポップはえばぐろお得意のedmとの相性バッチリで、時間差でやっぱいいな!!しました。いい意味で流行りに乗るのが上手なグループだと思うのでこれからもkpopの最新トレンドを引っ張っていってほしい。

 

2. So Bad/ STAYC

自他ともに認めるど面食いの私が2020年デビュー組で絶対に推したい!!!と思ったのがこちらのグループ。すていし〜ちゃんは本当にびっくりするほど可愛い子しかおらんのですが、sm顔の集団みたいなもんですほんとに。だがしかし私が彼女たちを推したいのは顔が可愛いからだけではない。

なんてったってレベルが高いんよ。特にボーカルが鬼。可愛い顔してパワフルな声を出せるし、それだけじゃなくて安定感がめちゃくちゃあります。基本的に癖のある歌声の子もいないので割とすんなり耳に馴染むなぁ〜という感じ。

あまりにも可愛いので写真を貼ります。

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はい。美人しかいない〜!ちなみにダンスもめちゃくちゃ揃ってる。あと私的に推せるポイントとしては、みんな楽しみながらステージやってるのよ。ニコニコ目を合わせたりして和む。


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ステージではゴリゴリの実力なのにほんわか楽しそうな雰囲気が滲み出ている、これぞ理想の新人という感じです。売れてくれ!!!!

 

3. Black Mamba/ aespa

kpop界のギャルアイドルというジャンル(?)にまた新たな風が吹きましたね。巷ではSM版ブラックピンクなどと言われていますが個人的にはあんまりそういう印象は受けなかったな〜

なんといってもデビュー曲でラップパートゼロ、バラードに向いてるだろうなというミュージカルみたいな歌いかたするメンバーを揃えてきてるあたりに私はむしろSMイズムを感じました。そして最もsmエッセンスを感じたのは、「訳のわからないマンバコンセプト」(やめろ)です。

SMといえばデビュー曲から常人には理解できないコンセプトをぶっ込んでくることで有名ですからね。拡張型都市nct、exoにいたっては地球外生命体扱いでしたし。今回はついにアバターとかいうエキセントリックな方向性で攻めてきて、やっぱりな、という気持ちとやはり驚きを禁じえませんでした。(メンバーたちが一番戸惑ってるだろうな)しかもあれだけアバターいってたのにmvでのアバター出演時間は5秒くらいしかないという面白さ。これだからsmペンはやめられねぇな。

大方の事務所はファンダムに振り回されますが、smは事務所がファンを???させてナンボみたいな節すら感じます。何はともあれ実力はさすがのsmだなと思うのでこれからもsmにはサバイバルなどを一切やらない方針を貫いて、毎回オタクたちを「こんな秘蔵っ子いたの!?!?」と驚かせ続けてほしいです。

 

4. Why Not?/ LOONA

ルーナについてはずっとこのグループはなんなんや?と気になってはいたのですが、全然詳しくなくついに今回どんぴしゃな歌が出た!!という感じです。そもそも今月の少女ってなんなんや。というところから始まり、イスマンが関わってると聞いてそりゃコンセプト力入れるわ。と納得しました。

一応ガルクラ?路線みたいなのですが私的にはこういうキャッチーな音楽をやってバズってほしいなって思うグループかもしれない。

この歌のサビなんか忘れられないんですよね〜ありそうでないな〜みたいな。私的にはAOAのbingle bangle的な踊り出したくなる楽しさを感じる。大手事務所じゃない事務所だからこそこういう耳障りのいいキャッチーな歌をやって一気にバズるみたいな流れ(オマゴル的な)を期待してしまいます。これからもちょくちょくチェックしたいな。

 

というわけで来月は授賞式ラッシュとなりますがまたかっこいいパフォーマンスを見られることをワクワクして期待したいと思います。

 

ITZYのオタクではない女が、ドキュメンタリーを見て泣きそうになった話。

今年の8月に、ITZYは2020年2度目のカムバックを行った。タイトル曲は「NOT SHY」だった。blackpinkのヒットをおそらくきっかけとして、2019年から20年にかけ数々の事務所がいわゆるガールクラッシュに力を入れ、自立した意志を持った女性像や強い女性像を全面に押し出したグループが誕生した。

 

ITZYもその一つとわたしは位置付けていて、wannabeという歌がわたしとITZYの出会いであったが、楽曲に惹かれた理由の大きな一つが、「I don't wanna be somebody I just wanna be me」という歌詞でもあった。それまで興味を持っていなかったが、メッセージの強さに惹かれたのは事実だったし、だからyoutubeで勧められたITZYのインタビュー形式のドキュメンタリーもなんとなくクリックしていた。

とても、衝撃を受けた。ITZYのファンでもなんでもないわたしが、この映像について記事を書きたいと強く思った。この映像がリアルタイムで配信されたのは8月であるが、ずっと心に引っかかっていて、先延ばしにしていたが2020年のうちに記事にしておこうと思う。映像を見ていない方のためにざっくりと説明すると、この動画はファンに向けてのメッセージでもあり、一人一人が投げかけられた質問に対して真剣にそして率直に答えてくれた映像だと思う。特に印象に残った部分について、以下にまとめたい。

 

1. リア アイドル自身が感じていた劣等感

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私は、リアちゃんが好きだ。グループの中でも彼女は、真顔から笑顔になるときのギャップが向日葵が咲いたように可愛くて明るい印象を持っていた。彼女のポジションはメインボーカルで、他のメンバーに比べると、ダンスの実力的な部分で世間から指摘されていた時期があったようだった。

今回彼女は、4人がステージで楽しそうにしている時に「私とは違うんだ」と感じてしまった話、特に強くてかっこいいコンセプトに自分の実力が追いついていないことに対する苦しみを語っていた。

どんなことがあっても笑顔を絶やさない彼女が、ただ耐えることで乗り越えると語っていたのは辛いものがあった。けれど私は、メンバーにすら、自分とは違うなと感じてしまうその奥底にある気持ちを、勇気を出して言葉にしてくれた彼女に拍手を贈りたいと思う。

この動画全体のメッセージでもあると思うのだが、アイドルも人間であり、我々と変わらない思いを抱きながら日々を過ごしていることの象徴であるように感じた。自分だけが取り残され、置いていかれているようになるあの気持ちを、彼女も抱えながらそれでもコンセプトやイメージを守るために泥臭く生きているんだと思うと、胸が動かされた。アイドルは人から羨ましがられる存在であるように思える。でもそんな人も、人知れず劣等感などと戦っているんだと思った。

 

2. イェジ 自分の感情を表現できない悩み

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イェジちゃんは、グループのリーダーであり、とてもしっかりした人だというイメージをにわかの私は抱いていた。しかし彼女は自分に対して申し訳ないという。自分の気持ちを人に打ち明けたり、表すことが苦手なままでいることが悩みなのだそうだ。

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溜め込んで爆発する自分に、リアちゃんが日記をくれたという。でも彼女にとっては、日記にすら、自分の気持ちを正直に書くことが難しいという。大きな責任やプレッシャーを日々背負いながら、無意識に気持ちに蓋をすることが習慣づいてしまったのかな、なんて思ってしまった。

悲しい時に悲しむ。そんな普通のことすらも、アイドルは周りや世間の反応を気にしてしまう世界なのかなと思うと少し切なくなった。いつか、アイドルが完璧な聖人ではなく、もっと人間らしくあることを肯定されるようになってほしいと思った。

 

3. チェリョン アイドルとヘイト

チェリョンちゃんのパートが、個人的に一番胸に迫るものがあった。

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twiceを生み出したオーディション番組からずっと練習生を続けてきて、デビューが夢だった彼女が、沢山の心ない中傷に、「こんなに人に嫌われるなら意味がない」と思ってしまった。とても残酷で悲しい事実だと思う。

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アイドルといえども、1人の等身大の若い女性で、誹謗中傷されれば傷つくし、自分のことについて悩んでいるのは同じなのだと思った。ITZYの歌のコンセプト「私は私、人の目は気にしない」そんなふうに生きられる人は実際あまりいないと思うと、言い切れることが彼女の強さだと思った。コンセプトを守るために頑張ってきたアイドル自身が、実際の自分は曲とは真逆の人間だと認めそれをファンに伝えるのはとても勇気がいっただろうな、と思う。そしてそうまでしてでも、アイドルを人間のように扱わずヘイトを浴びせる人々への警鐘を鳴らしてくれたのだと私は思う。

 

これ以上書くと長くしてしまうので、本編についてのまとめはここまでにする。リュジンちゃんとユナちゃんもそれぞれ、体型管理など苦しんでやっているわけではなく楽しんでしているということ、人に評価される時相対的なものではなくITZYをそのまま見てほしいという話、そしてユナちゃんは無意識に人から嫌われないような言動をするようにしているうちに、本当の自分が分からなくなってしまったという話をしていた。

このドキュメンタリーを通じ、一番伝えたかったことは何だろうか。見終わって考えてみたが結局は

「アイドルも人間であり、人の辛さや悩みは相対的なものでない」ということではないだろうか。

 

自分の意思を持ち、自分を大切にして、堂々としている。そんな女性をコンセプトとして活動していること自身が、本人たちには時には重圧となり、プレッシャーとなり苦しんでいたのだということ。コンセプトそのものとアイドル本人たちは完全に同一ではないということを、私たちは胸に留めておく必要があると思う。そしてまた、求められるイメージと実際の自分達の姿の乖離に辛さを感じているのは、アイドルもまた同じであるということ。

今回のドキュメンタリーは、ITZYのメンバーにファンがより親近感を抱かせ、ファンダムを結束させる力と、世間から彼女たちに向けられる誹謗中傷を抑止するという意味でとても理にかなった内容でもあったと思う。前々からJYPのアイドルは、他の事務所に比べて「親近感」を感じるアイドルが多いように感じた。それはサバイバル番組の多用などの手法もあると思うが、このビデオは、ただファンとメンバーの距離を近づけるだけでなく、昨今取り沙汰されている誹謗中傷問題についてさりげなく釘を指しているあたりがより素晴らしいなと思った。

 

以下、簡単に私の感じたことをまとめる。

•大手事務所だから苦労していないことなんて絶対にない。辛さは相対的なものではないということ

•しかし同時に、他人の辛さを他人は完璧に分かってあげられることはない

•ファンがアイドルを慮る気持ちはとても大事だと思うけれど、理解できないからと言ってファンが自分を責める必要はない。

•つまり、人の悲しみや辛さを勝手に決めつけてしまいふるいにかけて分類するのではなく、こんな辛さもあるのかもしれない、もしかしたらこの行動でこの人は苦しむかもしれない、というマインドを持って行動することが大事なのだと思う。

•見えないことと、ないことは同じではない。

外から見て、何もなさそうである子が何かを抱えていたときにショックを受けることはあると思う。けどその事に対して必要以上に気づかなくて悪かったとファンが思う必要はない。完璧に理解することはできないのだから。だからこそ私たちは、他人に対してさまざまな感情の選択肢があることを忘れてはいけない。自分がそうであるように。アイドルも人間であるから。

 

そして最後に、このビデオで語られている内容は何も女性グループやITZYだけに限られた話ではなく、どの推しグループにもきっと当てはまると思う。だからこそ一度見て、アイドルも人であることを折りに触れてオタクは見つめ直していこうと思った。まる。

2020年個人的ベスト映画6選

どうもこんばんは、オタクです。
いや、まだ2020年残っとるやろがい!!!という声が聞こえてきますが、ずっとずっと温めていたこの記事についに手を出したいと思います。

三子の魂百までとか言いますが、何を隠そう映画好きの父(休日は丸一日映画館を梯子して1日に3本見るガチ勢)から影響を受け、毎週のように映画を見に行っていた自分も御多分に洩れず映画が好きな人間に育ちました。特に今年はコロちゃん大暴れの影響でうちにいる時間も長く、片っ端から配信サイトを試しては映画を見漁る日々。たくさんの良作に出会えました。

というわけで私が「2020年に観た映画の中で、人に勧めたいかつ何度でも繰り返し観たい」と思った作品6つを今日は紹介したいと思います。韓国映画はひとつだけなのでkpopのお話とはまた離れてしまいますがどの映画も自信を持って人に勧められるものです。あっあと、先に言っておきますが私は見るジャンルに結構偏りがあります。邦画と洋画は満遍なく見る方だと思います。

•好きなジャンル 

ヒューマンドラマ、社会派、コメディ、ラブロマンス

•あまり観ないジャンル 

ホラー、SF、ファンタジー、アクション

っていう感じで今回紹介する映画も私の好きなジャンル中心です。出来るだけ結末や展開についてネタバレせずに書くように気をつけますのでそれではどうぞ。

 

1. コロナだからこそおすすめしたい 人生に疲れた時に、ちょっと立ち止まらせてくれる映画

かもめ食堂」(2006)ヒューマンドラマ

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なんかもう疲れたからとにかく全部投げ出して一回リセットしたいわ。そういう気持ちになることありません?この映画の主人公はまさにそんな感じで、いきなり単身でフィンランドヘルシンキに行っちゃうしレストラン開いちゃいます。

この映画は、一言でいうなら「人生のバイブル」になってくれる映画という感じです。明るいメッセージを届けようとすると、ともすると押し付けがましくなりがちじゃないですか。例えば、頑張らないといけないとか、努力しないといけないとか、夢は叶えないといけないとか。そういう固定観念とか縛られまくって疲れたわ〜って気分になるたびにこの映画を見たら「ただありのままに存在していること」そのものをまるっと肯定してくれるんです。私が何よりもこの映画が特別だと思う理由はそこです。

劇的な何かが起こりまくるとか、派手な演出とか、全然ないです。たぶん人生がうまくいっている!って人には刺さらない映画だと思います。つまらなく感じる人もいると思います。でも、折に触れて疲れてしまった時にオアシスに辿り着きたいと思ったら、この映画をきっとまた自分は選ぶだろうな、そんな映画です。

もちろん全編フィンランドロケ、フィンランドのおしゃれな街並み、出てくる美味しそうなご飯の数々にもすごく癒されます。唯一の難点はこの映画めっちゃお腹すいてくる。ヒーリング系映画の不動のトップとして永遠に推していきたい作品です。ちなみにこの作品が好きなら同じ荻上監督の「めがね」もおすすめです。こちらも癒し系。

 

2. おいしいご飯でほっこりハッピーになれるで賞

南極料理人」(2009)コメディ

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かもめ食堂と同じく「ご飯ほっこり系」と言うジャンルに位置付けているのですが、前者がよりヒューマンドラマだとしたら、こちらはより肩の力を抜いて楽しめるコメディ作品だと思います。その名の通り、南極調査隊の男性たちのすったもんだを描いた面白い作品です。過酷な環境にいるのに、どこか底抜けに明るい主人公たちになんだかホッとしてしまいます。

堺雅人さん演じる料理担当の作るご飯がまーーー飯テロ大爆弾って感じで最高に眼福です。涎が止まらなくなる映画です本当に。他にも高良健吾さんや生瀬さんなど錚々たるメンツが頑張る男性たちを描いていて、みんなすごく果てしなく遠くにいるのに、私たちの生活圏にも、あぁ、こんな人いるよねとなってしまうぐらい見ているうちに親近感を覚えます。もちろん性別は関係なく。

そしてちゃんと笑えるだけではなく家族や大切な人のことを考える瞬間を作ってくれる映画ですし、人恋しい寒い時にこそ見て温まる映画だと思います。南極は寒そうだけど。堺雅人さんの笑顔ってなんであんなに癒し効果あるんだろう。すごいな。

 

3. 美しくて切ない、叙情的な映像で一人で静かに感傷的な気持ちに浸りたい時に。

「ムーンライト」(2016)社会派

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何を隠そうあのララランドとアカデミー賞作品賞を争って見事勝ち取った有名な映画です。この映画はもともと飛行機で見たんですけど普通に疲れてて寝てしまって、今年見直したら非常に素晴らしい映画であの時寝落ちたことを激しく後悔しました。

ララランドがまさにミュージカル!動!の映画だとしたらムーンライトは静の映画だと思います。ある男性の幼少期から現在までの一生を追う話なのですが、冒頭から人生ひたすらハードモードで駄々暗いです。しかし。この映画の不思議な所は、ひたすら暗い話なのにいい意味でどよーんとした感じで重くなりすぎないんですよね。

こればっかりは感じ方だと思うんですけど、まるでクラシック音楽のように静かに物語が展開していきます。もちろん沢山の転換ポイントはあるのですが、暴力、ドラッグ、貧困、マイノリティなど過激に陥りがちな話を扱っているにもかかわらず、ひっそりとしてシーンとしてるんです。側から見ると静かでひんやりとしていて、でも触れると確かに温かい夜の海みたいな。そんな感じの映画です。

オラァ!!暴力や!!きゃあ怖い!みたいな過激なものではなく、見た後にはふっと一人でぼーっとして考えている自分がいる、そんな映画になっています。ララランドのような弾ける鮮やかさや明るさはないですがこちらも映像が叙情的でかなり美しいのでそう言った意味でもお勧めしたい映画です。あ、あと主人公1人を3人が年代に分けて演じているんですが、正直顔だちも全く似ていないんですが、不思議と同じ人に見えるんですよね。子役から大人の方まで俳優さんの演技力にも脱帽って感じだったなぁ。

 

4. 見た後にあなたに何かを残し考えさせられる。現代社会の闇に切り込むあたたかく切ない映画

「わたしはダニエルブレイク」(2016)社会派

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イギリスのケンローチ監督のパルムドール受賞作品です。今年のお正月に友達とこの監督の最新作「家族を想うとき」を見に行っていろんな意味で衝撃を受けました(まじで正月に見るべき映画ではなかった。メガトン級の暗さ)でもここまで見た人を「揺さぶる」作品を撮る監督の他の作品が見たくなって、父に聞いた所こちらを勧められました。個人的には家族を想う時より希望があって好きです。

この映画って、凄く変わってるなぁと初見から思っていたのですが「かなりノンフィクションに近いフィクション」として撮られてるんですよね。分かりやすい例としては、作中でほとんどBGMがありません。たぶん記憶してる限りゼロ。ダニエルブレイク、という男性とその周囲の方々にスポットライトを当てたドキュメンタリーを見ている気持ちにいつの間にかなっているんです。だから主人公やその周りの人に否が応でも感情移入してしまうし、あんまりだけど、これが現実だよな、って突きつけられてしまいます。

イギリスの現実社会、労働者階級がどんな困難に立ち向かっているか、残酷に浮き彫りにしている映画なんですけど、この「ダニエルブレイク」という主人公はイギリスだけでなくて世界中の多くの、格差社会に取り残された人々の象徴なのだなと思いました。この映画が賞を受賞したことはすごく皮肉なことでもあるし、普段私たちが自然と見ないようにしていた物から目を逸らさずに考えるきっかけをくれる映画だと思います。ちなみに出てくる舞台のイギリス英語のアクセントはんぱないなぁ。って見て思った。そこも含めてリアルで面白い。

 

5. 誰しもが経験したあの頃の甘酸っぱい気持ちを思い出させてくれる。キュンとして泣けるで賞

「純情」(2016) ラブロマンス

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こちらは以前別の記事でも紹介した、私の推しであるexoのドギョンスさん主演の韓国映画です。

あの、いきなりdisから始まって申し訳ないんですけど、私韓国ドラマで挫折(1話の初めで見るのやめる)がめちゃくちゃ多くて、理由としては、1.すんごい性格の悪い奴が出てくる 2.設定がファンタジーすぎてついていけないが主なんですけど、この映画はその2点をクリアしている素晴らしい作品だと個人的に思います。

こういう設定の韓国映画が見たかったわ!っていうリアルさなんですよね。島で育った5人の幼馴染の友情と恋愛の物語なんですけど、まぁー爽やかです。微笑ましい。思春期の揺れ動く微妙な感情、思ってることを素直に出せない感じとか、すごくあぁ、、わかるなぁ、、してしまう瞬間があると思います。でも逆にここまで普遍的なテーマだと、ありきたりなのでは?って思う人多いと思うんですけど、韓国映画お得意のとんでもない切り返しと急展開があります。ジャンルは全く異なりますが、パラサイトと同じあの緩急の付け方に驚きを禁じ得ない人が多いと思う(少なくとも私はそうだった)

若い女性の監督がメガホンを取っていて、凄く繊細で切ない描写が丁寧にされてるなぁと思いました。普通にギョンスが出てるからとか以前に話の内容が良いし、出てる方々の演技がどれも素晴らしいのでお勧めしたい映画です。まぁただこの映画も韓国映画なので日本の映画に比べるとちょい過激な暴力シーンも見られますのでその辺はある程度ご注意ください(グロくはないです)全体としてはかなり爽やかで、後味も悪くない映画なので自分が見た韓国映画の中では一番人に勧めたいと思いました。

ちなみに親にゴリ押しして一緒に見たのですが(ごめん親ニム)、父は「韓国映画って割と無理矢理泣かせてくる?ここだ!泣きどころ!みたいな演出多いイメージだけど、この映画は全然押し付けがましくなくて自然で良い。」と言っておりました。

 

6. 現実逃避したい人へ。可愛らしい映像と作り込まれた世界観の中でクスッと笑えるお話

「グランドブダペストホテル」(2014)コメディ、サスペンス

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ここまで割と暗い映画が続いたので最後にとっておきの映画をご紹介。ウェスアンダーソン監督の超美しくて楽しくてほっこりしてドキドキして泣けちゃう映画です。

この映画一本だけのために記事を書こうかと思ったぐらいにはお気に入りの映画で、何がいいかって映像がすんばらしいです。映画で真剣に社会問題とか考えるのもいいけど、完全に没入して違う世界行きたい!!現実とか知らん!そういう人にはこの映画を見れば間違いなくタイムトラベルできることをお約束します。紙芝居みたいに何十にもしかけられた伏線やとんでもなく金のかかっている可愛らしいセット、ポンポンテンポよく進む映画なので本当に物語の中に入った気分になります。

ほぼ全ての画角がシンメトリーになるように構成されていてもう、、監督のこだわりの凄さに圧倒されます。本当にこの世界があったら行きたい!と叫んでしまうような可愛らしい映像ばかりです。ウェスアンダーソン監督お得意の若干明るいグロもあります(kpopで例えるなら、レドベルみたいな世界観かな)でも、グロいのになんかポップにかなりサラッと流されてるから血とかダメな私でも全然いけた。

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あんまり言うとネタバレになっちゃうのでアレなんですが、この映画はあらゆるジャンルを楽しみたいわがままな方にお勧めです。一応コメディですが、いわゆる分かりやすい笑いではなくて、5秒ぐらい経った後に、、、、じわ、、みたいなシュールな笑いですね。ニヤニヤしちゃうみたいな。そして、元々はある殺人事件が起きるところから話が始まるのでサスペンスでもあり、珍道中でもあり、友情の話でもあり、プロフェッショナル仕事の流儀でもあり、ラブストーリーでもあり、最後はなぜか、、あれ、、?なんで泣きそうになってるんだ私!?みたいになる。そう言う映画です。ブラックジョークの中に社会風刺がひっそりとスパイスのように散りばめられていて、見る度に新しい発見があると思います。

あと私は俳優さん方にかなり無知だったんですが、一緒に見た友達が横で終始ど興奮していたので、すごく有名どころの素晴らしい俳優さんが揃っているそうです。味のある方ばかりが出演しています。でも世界観にハマりすぎてジュードロウとか最後までジュードロウって気づかなかった。とりあえず見た後にうーん良いものを見た。一つの芸術作品を見たなぁ。と満足し、ひっそりと悦に浸れる、そんな作品だと思います。

 

というわけで、来年も素晴らしい映画にたくさん出会えたら良いなぁ〜