ゆりかごから墓場まで〜一生オタク〜

節操のない雑食オタクの雑記です。時々コスメやお洋服の話もします。

推しがついに除隊しました。〜人は変わるものなのに、変わらないひと〜

(タイトルでお察しかと思いますがこのブログはいつもの500倍ポエマー風味でお届けしています)

どうも、こんにちはオタクです。私は今2021年に入ってから最も気分のよい日を過ごしています。

なぜなら。ついにあの人が帰ってきました。

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夢にまでみた、軍服を着ていないギョンス。険しい顔で、眼光鋭く敬礼するわけでもなければ、役に入り込んだ時のように虚さを見せる瞳があるわけでもなく。

(除隊した気分は?)「すっご〜く、良いです。」

何度も何度も噛み締めるように、はにかみながら、真っ黒い無地のカットソーを着た彼がゆっくり言葉を選びながら話す。

 

う、うわぁ〜〜〜!!すごい。ギョンスちっとも変わってないじゃん。

最初に映像を見た時に思いました。どれだけ離れていても、一瞬で推しを追いかけていた時のあの高揚した気持ちをオタクに取り戻させる力。それはたぶん、ギョンスの「ブレなさ」が溢れ出していたからだと思います。

推しも人間なんだから、変わるのは当然。私はそう思っていますし、変わらない方が偉いとか、変わることが悪いことだとかも思いません。けれど、何かを変える勇気と同じくらい、「変わらず自分自身でいること」が昨今はとても難しくなっているような気がします。

それは、自分自身がどんな人間であり、どうありたいかを把握するだけでなく、今のそのままの自分をまるっと肯定して信じる力を持てる人が少ないからだと思います。そしてギョンスを唯一無二の存在たらしめているのは、この彼が持つ「誰よりも自分自身を一番信頼している感じ」なんだよなぁ、、と改めて思わされました。

ギョンスはvライブの初っ端に、「全然変わらない」というペンからのコメントを見て、「僕、変わってないですか?違う姿をお見せしようと思ったんだけど、、、」と首を傾げていたけど、

ギョンスのその変わらない所が、激動の歴史を歩んできたEXOの精神的支柱になっているんだよ〜。本人は意外と自分自身に無頓着そうな所がオタクは好きなんだけど。

 

とまぁ初っ端からメガトン級のスタートを切ってしまいましたが、ギョンスが主体でvliveをしたのはこれが彼の8年のアイドル人生史上初(他ファンダムからしたら信じられないかもしれませんが、推しはそういう人です)ですし、簡単なレポと雑感をまとめたいと思います。

その前になぜこのvを纏めたかったをもう少し。

ここまででお察しの方もいるとは思いますが、ギョンスってまじで寡黙なんですよね。何も考えてないとかではなく、逆にめちゃくちゃ考えている故のものなんだろうけど、自分達だけでいると途端にうるさくなるexoちゃんずで、ギョンスはいつも淡々と静かに皆の話を聞いている。そういうキャラ立ちの仕方によって他の子に比べてクールなイメージを割と持たれやすいと思うんです。

けど蓋を開けたら意外と笑い上戸だし、真面目なんだけど結構ふざけるとおかしくなる(授賞式やライブになると奇行を起こしがち)し、口数は多くないけど笑いをかっさらうし、1人が好きな風で結構弟やビーグルラインと旅行するし休日は俳優ヒョンとお出かけするし予定を詰め込むタイプ、、、?

何が言いたかったかというと、ギョンスって寡黙が故に、私たちファンから見えない部分がめちゃくちゃ沢山あって未だにその見えない部分がこういうvライブとかで表出した時にうわぁ〜!!ってオタクを驚かせるんですよね。

人が変わるのではなく、同じ人の隠れていた部分が見えるような。上手い例えが思いつかないのですが、塩おにぎりを食べていたら、中に唐揚げが入っていることに気づいた。みたいな感じです(今世紀最大のは?が聞こえる)

 

というわけで今回のvliveは、ギョンスの「変わらないギョンスらしさ」と見えていなかったけれど「実はギョンスってこんなひとだったんだ」を同時に見ることができた気がします。exoでいる時の1年分ぐらい()喋ってくれたおかげで、オタクは何年目になっても未だに推しについて新たに発見があるね、、。では以下に、今回の発見を簡単にまとめていきます。

 

かわらないところ

•やはり短髪で登場

•やはり無地の黒Tで登場(ギョンスのワードローブの8割は多分これ)

•vliveの使い方がわからないので縦画面

•コメント欄についていけず、真剣に読むあまり静止画になる時間が続く→数分後「あっ。これって、ずっと喋り続けないといけないものなんですか?」

•無言が長すぎてマネージャーさんが質問を振り出す

•基本声のボリューム小さい

•せふんちゃんがうるさいし上機嫌

•せふんちゃんにダル絡みされて「うるさい(小声)」ほっぺハートをやれと言われて「やだ(即答」

•しつこくせふんちゃんに言われて「あーもう!お前でてけ!やめろ!(キレ)」けど結局折れる

•ほっぺハートって何ですか?byギョンス

あれだけギョンスにやれやれ言ったのに「ほっぺハートって何?」されて「知らないよそんなの、とにかくやって!!!」するせふんちゃん(exoで甘やかされた大マンネ降臨しまくっててわろた)

※このくだりあまりにも面白かったので貼ります。

ギョンスが帰ってきたことによって近年稀に見るテンションの高さのせふんちゃんとセフンちゃんに呆れるギョンスの構図が昔と変わらんすぎて、、愛。

このめちゃくちゃな言いがかりがカイくんとせふんちゃんにだけ許される、exoのマンネズに絶対甘い構図、一生やっててほしい。


•そしてギョンスと同じく、昔っから他メンバーの現場に差し入れしたり、絶対顔を出すせふんちゃんの義理堅さも全く変わっていなくて好き。(ギョンス曰く、セフニが沢山お祝いしてくれましたとのこと)


•せふんちゃん「ギョンスヒョンと今度登山一緒にする計画を立てています」なんだかんだこの2人ちょこちょこ旅行とか一緒に行ってるよね可愛い。

 

びっくりしたこと

•ギョンスからのたくさんのサプライズ

サプライズとかあまりやらない子?だと思っていたし、なんなら全部本人の意思かどうかは分からないけど、嬉しい発表がいくつかありました。

1.このvliveと、bubble

先述しましたように、ギョンスはSNSをメンバーの中で唯一全くしておらず、関心がないとも以前から公言していました。そんなこともあり、先に除隊したシウちゃんのように盛大なvliveは絶対やってくれないやろ、、、、という諦めの空気がエリの間にはあったのですが、

何と日付が回ったタイミングですぐ、vliveを始めてくれました。除隊当日はできない規則になっているとはいえ、決してマメな方ではないギョンスが、わざわざ直接ファンに挨拶する機会を開いてくれたのがすごく嬉しかったです。本人の意見かは知らんけど。

でも、この表情を見ればお分かりの通り(?)今日のvのギョンスはいつもに増してニコニコしていて本当に除隊して嬉しくて仕方ないんだな、、、というのが伝わってきて良かったです。

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そして、SMのオタクならご存知の方も多いとは思いますが、ファンとチャットできるSNSサービス、bubbleをなんとギョンスも始めてくれるそうです(ちなみにこれも時間きっかりに始めてくれました。)ギョンスがSNSをどんなふうに使っていくのか、今の私には全く想像がつきませんが、愛犬の墨汁ちゃんや胡椒ちゃん、手料理の写真とか見たいな、、(既に強欲なオタク)

 

2. アルバム制作中

おそらく、ソロアルバムを作っている最中のようで、作曲は終わり作詞をしている所だそう。ギョンスといえば、ケンチャナドケンチャナ(英タイトルThat's okay)が唯一のソロ名義の曲だと思いますが、ベッキョン、ジョンデ、スホさん、しうちゃん、カイくんに続いてやっとメボの1人であるギョンスがソロアルバムを出してくれることが本当に嬉しいです。

急にまた重い話になりますが、近年特に彼は俳優としてのキャリアも積みつつある中で、どんどんexoそのものもや歌手に対しての熱量が相対的に下がってしまわないかな、、と危惧していた部分があったのですが、オタクの勝手な杞憂でした(ギョンスごめん)。急ぐように入隊した推しにも、しっかりと準備する機会が与えられていてとても嬉しかったです。SMの最近の雑なexoの扱いを見直した(チョロオタ)

ギョンスのSMっぽさがあんまりないソウルフルでファンクな感じ?の歌声と、ケンチャナドケンチャナで見せてくれたとっても繊細で優しい歌詞に、また出会えるのかと思うと、2021年捨てたもんじゃないなと早くも思いました。これで21年は生きられる。

 

3. あの、置き土産の話

そして何よりも、一番嬉しかったのが、vliveの途中で少し恥ずかしそうに目を伏せながら、ギョンスが突然発表してくれたことです。

皆さんにライブで歌ったものをお聞かせしたくて、、vliveが終わったら上がると思います。

そう言ってあげてくれた、ケンチャナドケンチャナのスタジオバージョン。

ブログを始めたばかりの頃、ギョンスを待っていた約半年前に書いた記事を思い出しました。そして、「やっぱり私、この人を応援していて良かった」と心から思った。

時には泣いて、笑い

時には期待して傷つき、ときめいたり鈍くなったり

言葉にできない悩み 心にぽっかり空いた穴

いつも同じように流れる時間が

洗い流してくれるから

流れるように生きたっていいんだよ

大丈夫でも、大丈夫

ギョンスのこの言葉のおかげで、エリたちはゆっくりと各々好きなペースでexoを追いかけることができたし、exoのファン以外の人でも気持ちが楽になった方は沢山いると思う。

実際に私も、ギョンスのいない間exoを追いかけつつ他のアイドルにハマったり、時間の流れるまま好きなように過ごしてきた。そして除隊したいま、ギョンスがもう一度この歌を送ってくれることは、

離れていた間他の場所にいたことを肯定してくれるような不思議な温かさがあるように思います。

 

そして同時に「変わらないらしさ」がそこにあることを目を閉じて歌うギョンスから垣間見ることができたように思います。愛嬌は変わらず苦手だし口数は少ない、けれどいつもファンの健康を大切に気にしてくれるギョンス。頻繁ではないけど、こうして大事な機会にはしっかりと気持ちを伝えてくれるところ。次の俳優の仕事も歌手としての仕事も、真心を込めて打ち込み続けているところ。

不言実行

淡々と仕事にうちこみ、その背中で、そっと気持ちを伝えてくれるような。

全部変わらないな。ずっと応援したいな。そう思わせてくれてありがとうと言いたいです。

 

長くなり相当な厨二病の文章ができあがってしまいましたが、最後に一番大事なことを言い忘れていた。

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おかえり!ギョンス!!

 

〜完〜

 

*画像等お借りしました。

ギョンスの転役記念vを纏めてくださった方がいらっしゃったのでyoutubeのリンクも貼っておきます。